伯桜鵬から改名の伯乃富士「名前を自分の結果で広めていきたい」元師匠の白鵬氏への思いも語る
大相撲の幕内伯乃富士(伊勢ケ浜)が24日、東京・両国国技館内で、十両以上の関取による力士会に出席。伯桜鵬からの改名について語った。
伯乃富士は「もう伯乃富士なので、その名前を自分の結果で広めていきたい。名前も変わって、ようやく伊勢ケ浜部屋の力士としてのスタート」と話した。来年の目標には三役昇進、優勝、大関昇進を掲げ「目の前のことに集中していきたい」と語った。
改名は九州場所後に決断したという。故郷鳥取の旧国名は伯耆国(ほうきのくに)。しこ名に「伯」を残したことにについて「地元を背負う思いと、宮城野部屋の時の師匠(元横綱白鵬)から付けてもらった伯桜鵬への思いもあります」と話した。
初場所(来年1月11日初日、両国国技館)に向け、化粧まわしは1つ新調したという。明け荷は間に合わず当面は伯桜鵬時代のものを使用するという。しこ名については「師匠とも相談して、最終的には自分で決めた」と語った。
伯桜鵬は23年初場所で幕下15枚目格付け出しで初土俵。7戦全勝優勝で所要1場所で新十両となった。旧宮城野部屋の不祥事を受け、24年春場所から伊勢ケ浜部屋預かりとなった。今年6月には元横綱の白鵬翔さんが日本相撲協会を退職した。来年初場所は西前頭3枚目となっている。





