元横綱の白鵬さん、大相撲愛は「もちろん。大相撲が発展しないと応援もできない」草野の強みを解説
大相撲で歴代最多45度の優勝を誇り、今年6月に日本相撲協会を退職した元横綱の白鵬翔さん(40)が28日、都内で会見し、母国モンゴル発の舞台「モンゴル・ハーン」(10月10日開幕・東京国際フォーラム、10月24日開幕・愛知県芸術劇場)アンバサダー就任を発表。名古屋場所は新入幕で11勝した草野(伊勢ケ浜)、今夏に親元を行脚した元弟子への思い入れを明かした。
白鵬さんは7月の名古屋場所、角界入りを導いた草野(伊勢ケ浜)に連日、スマホを通じて助言を与えた。新入幕で11勝したホープに「来場所、その次の場所で本当に強いか試される。型を持ってるというのが強みにあった」と、草野の右四つ、もろ差しを褒めた。
今夏は日本全国へ、元弟子たちの親元を訪れたといい「今後の報告と、自分の夢、弟子を考える思い…。なんと言うのかな、自分勝手じゃないけれど、申し訳ないという気持ちで」と挨拶の際の心境を明かした。元弟子への思い入れがあるか、と問われると「もちろんそうですよ」と語った。
「相撲世界グランドスラム」を目標に協会を離れた白鵬さん。大相撲への関心は「もちろん」と答え「外から応援する立場ですから、大相撲が発展しないと応援もできないし」と語った。
琴勝峰が13勝2敗で初優勝した名古屋場所。「琴勝峰が優勝するとは思わなかったけれどね。もともと強かったけど、けがもあっただろうし、肉体的精神的にね、琴桜に先に追い越されたのもあるだろうし。そういうところの刺激、弟のこともあるだろうし」。大相撲への関心は、相当に強いようだ。





