豊昇龍、横綱初Vへ闘志 22日間の冬巡業終了

 大相撲の冬巡業は21日、埼玉県新座市で行われ、22日間の全日程を終了した。初場所(来年1月11日初日・両国国技館)で横綱初制覇を目指す豊昇龍は「あと一つ足りないものがある。それを探しながらやっていきたい」と闘志を燃やした。

 左膝に違和感があり、テーピングを施して朝稽古で体を動かした。20日に病院で検査を受けたそうで「筋肉が固まってちょっと引っ張っている感じ。けがではなく疲れだと言われて良かった。問題ない」と語った。

 同じ出羽海一門で63歳の境川巡業部長(元小結両国)は理事の任期満了に伴い、来春の役員改選で退任。この日が最後の巡業となった。

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