【高校駅伝】久保凛は「チームスポーツのことを理解しながら走り抜けてくれた」野口監督が思い明かす 今後の進路は「年明けにお伝えできれば」

 「全国高校駅伝」(21日、たけびしスタジアム京都発着、女子=5区間)

 今年の世界陸上女子800メートル日本代表の東大阪大敬愛高・久保凛が2区に登場。18位でタスキを受け取ると、4・1キロを区間3位の13分2秒でチームを9位に押し上げ、最終的に7位入賞を果たした。

 野口監督は「1区で差がつきましたけど、2区で久保が自分の力を出してくれた。3、4、5と力を発揮してくれて、それぞれが最高のパフォーマンスをだしてくれた」と語った。今季の久保は800メートルに専念する形だったが「なかなか疲労も抜けない中でコンディションが万全ではなかったかもしれません。本人は大丈夫ということでうまく言えなかったかもしれませんが」と明かし、「800メートルの選手が特化してやってきて4キロということで、本当にチームスポーツのことを理解しながら最後の駅伝を走り抜けてくれたかなと思います」と感謝の思いを伝えた。

 「中学王者で敬愛に来てくれて、今年が世界陸上もあるので標準記録を切る。そして世界陸上に出る。彼女が思い描いていたことを3年間全てで景色が見れたんじゃないかな」と語り、今後に向けて「記録だけを追い求めるだけじゃなく、人間力も高めてもらって。中高生、中距離を目指している選手に夢と希望を与える選手になってもらいたい」と期待を込めた。

 卒業後の進路については「決定してますが、都道府県駅伝には出ませんので、年明けに2月6日からのアジア室内大会を目指す。(1月の)新人駅伝が終わったあとにお伝えできれば」と語った。

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