安青錦 今年のXマスは「部屋」ウクライナには帰省せず 土俵入りでの大歓声に「期待にしっかり応えられるように」

 大相撲の冬巡業が20日、東京・町田市で行われ、新大関安青錦(21)=安治川=は「慣れてきた。実感が出てきた」と、新しい地位への順応に手応えを示した。

 朝稽古では若い衆に胸を出し、自身も関取相手に当たって汗を流した。しこ名がアナウンスされるたびに声援が飛び、午後の土俵入りでも大歓声に包まれた。「注目されているなと感じますし、皆さんの期待にしっかり応えられるようにやりたい」と意気込んだ。

 大関以上は自身が稽古相手を指名して稽古するのが通例だが、今巡業では一度しか相撲を取っていないといい「体づくりがメイン」と説明。冬巡業も残り1日。故郷のウクライナでは、クリスマスは家族で過ごしていたというが、今年は「部屋にいます。部屋の皆は家族なので」と話していた。

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