大器が輝き 16歳、岡万佑子がトリプルアクセル成功の圧巻演技で堂々SP5位 自己ベスト大幅上回る73・20点に驚き「すごいびっくりしました」
「フィギュアスケート・全日本選手権」(19日、国立代々木競技場)
26年ミラノ・コルティナ五輪の最終選考会が開幕し、女子ショートプログラム(SP)が行われ、全日本ジュニア2位の16歳、岡万佑子(16)=木下アカデミー=が自己ベストを大幅に上回る73・20点をマークし5位につけた。
大器が全日本の舞台で輝きを放った。冒頭の3回転ルッツ-3回転トーループを決めると、続く大技トリプルアクセルも鮮やかに決めた。最後の3回転フリップもしっかりと決めきると、長い手足、体の柔らかさを生かしたしなやかな演技で観客を魅了した。暫定トップとなるハイスコアを見届けると驚いた表情を浮かべた。
演技後は「まさか70点台にのれるとも思っていなかったし、やっぱり自己ベストを更新したいっていう思いがあった。点数出て、すごいびっくりしました」と目を丸くし、「ノーミスで終われたことがすごい嬉しいですし、トリプルアクセルを着氷することができて、すごい嬉しい気持ちとほっとしている気持ちです」と、振り返った。





