ドジャース山本、WBC出場意欲 日本プロスポーツ大賞に選出
「日本プロスポーツ大賞」が17日に発表され、米大リーグのドジャースの山本由伸投手が大賞に選出された。東京都内で行われた表彰式後に取材対応し、出場の見通しとなっている来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け「まだ決まったことはないが、またあの大会でプレーできれば一番いい」と意欲を口にした。
メジャー2年目の今季はワールドシリーズで先発と救援で3勝を挙げてチームの2連覇に貢献し、最優秀選手(MVP)に輝いた。疲労を心配する声もあるが「11月はゆっくりと過ごせた。いつも通りにうまく調子が上がっていくなら(WBCで)プレーできると思う」と語った。
殊勲賞は車いすテニス男子シングルスで四大大会とパラリンピックを制覇する「生涯ゴールデンスラム」を達成した小田凱人(東海理化)、同女子シングルスで全米オープンを制した上地結衣(三井住友銀行)、ボクシング主要4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が受賞。大相撲九州場所で優勝し大関に昇進した安青錦が最高新人賞に選ばれた。




