張本智和が快挙の初優勝!卓球年間王者に輝く 決勝でスウェーデン選手を4-2で撃破「嬉しい気持ちと信じられない気持ち」
「卓球・WTTファイナルズ」(14日、香港)
卓球のシングルス年間王者決定戦の決勝が行われ、日本代表・張本智和がスウェーデンのモーレゴードと対戦。4-2で勝ち、初優勝を飾った。
世界ランキング5位の張本と同4位のモーレゴード。実力伯仲の熱戦となった。第1セットを11-8で奪った張本だったが、第2セットは5-11。第3セットは9-9から連続ポイントを奪い、2-1とした。
第4セットも1点を争う攻防に。9-10から追いつきジュースに持ち込んだが、連続失点で落とした。第5セットは相手にマッチポイントを握られながら追いつき、ジュースの末に14-12で奪取。第6セットは5連続ポイントでリードを広げ、11-2で一気に押し切った。
準々決勝ではフランスの難敵ルブラン、準決勝では同2位の中国・林詩棟を撃破。卓球年間王者決定戦で、日本勢初優勝を飾った。
張本にとっては4度目の決勝でついに優勝。「本当に嬉しい気持ちと信じられない気持ち、半分半分。でも、やっぱり嬉しい気持ちが大きいですかね。優勝も久しぶりなので、いろいろ詰まって嬉しいです」とうなずいた。
ファンの歓声を受け、英語で「本当に本当にありがとう。愛してます」とメッセージを送り、満面の笑みを浮かべた。





