日本女子フォルティウス 開幕5連勝で1次リーグ突破決定 難敵のトルコに圧勝 小野寺「相手にプレッシャーをかけられたゲーム」
「カーリング女子・ミラノ・コルティナ五輪世界最終予選、日本10-5トルコ」(8日、ケロウナ)
女子1次リーグが行われ、日本代表のフォルティウスがトルコに快勝した。
試合は序盤から点を取り合う展開。第1エンドで後攻の日本が2点を先取。しかし、第2エンドではトルコのスキップ、ユルディズに中央の日本の石2つをはじき出され、相手の石が中央に5つも集まる大ピンチに。吉村紗也香が狭い間を抜いてピンチを縮小こそしたが、結局一挙3失点で逆転された。
日本もすかさず反撃。すぐに第3エンドで3点を奪い返すと、第5エンドでは1点をスチール。6-3と3点をリードして前半を折り返した。
さらに第6エンドでも2点をスチール。第7エンドで2点を返されたが、第8エンドで2点を奪い返すと、トルコがコンシードして日本の勝利を認めた。
日本はこれで開幕5連勝。1次リーグを突破し、プレーオフ進出を決めた。1次リーグの上位3チームがプレーオフに進み、1位と2位が1枠目を懸けて対戦。負けたチームと3位が残り1枠を争う。
サードの小野寺佳歩は試合後のインタビューで「2エンド目に少し苦しい展開もあったが、次のショットに切り替えて、また複数得点を重ねられた。相手にプレッシャーをかけられたゲーム」と振り返った。第2エンドで3点を奪われた直後の心境について「もう少し点数を取られてもおかしくないような展開ではあった。3点取られてもまだワンダウンだったので、すぐ気持ちは切り替えられた」と説明。「あと2戦、予選が残っているので、また切り替えてさらに良い試合を重ねてプレーオフに向けて頑張っていきたい」と話した。





