丸山希 3位で5戦連続表彰台 踏み切り失敗も「表彰台に立てたのは自信につながる」 総合Vへ「やるべきことに集中したい」

 「ノルディックスキー・ジャンプ・W杯」(4日、ビスワ)

 丸山希(27)=北野建設=が2回とも121メートルの合計236・9点で3位に入った。開幕から5試合連続の表彰台。高梨沙羅(クラレ)は7位だった。アンナオディネ・ストレム(ノルウェー)が246・0点で3季ぶりの通算4勝目を挙げた。勢藤優花(オカモトグループ)は8位、伊藤有希(土屋ホーム)は14位、佐藤柚月(東京美装)は25位。宮嶋林湖(松本大)は予選落ちした。

 丸山は助走路の特徴をつかみきれないまま、本戦を迎えた。その結果、2回とも踏み切りのタイミングが遅れた。それでもK点(120メートル)越えをそろえて表彰台の一角を確保。適応に苦しみながらの3位に「最低限。このジャンプでも表彰台に立てたのは自信につながる」と前を向いた。

 予選で、個人第4戦を制した難敵のN・プレブツ(スロベニア)が失格となっただけに「(本戦に)いたら表彰台はなかった」と気を引き締める。序盤戦ながら、W杯個人総合優勝争いのトップを走る丸山は「目の前の一戦一戦でポイントを積み重ねた先に見えてくる。やるべきことに集中したい」。まだまだこの座を譲るつもりはない。

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