丸山希 悔し2位 開幕4連勝逃す スタートでミス「迷って出てしまった」
「ノルディックスキー・ジャンプ・W杯」(30日、ファルン)
丸山希(27)=北野建設=は122・5メートル、129メートルの合計244・4点で2位となった。開幕からの連勝は3で止まった。高梨沙羅(クラレ)は今季自己最高の4位。昨季の個人総合女王、ニカ・プレブツ(スロベニア)が252・3点で通算23勝目を挙げた。勢藤優花(オカモトグループ)は11位、伊藤有希(土屋ホーム)は14位、佐藤柚月(東京美装)は23位。宮嶋林湖(松本大)は予選落ちした。
開幕4連勝を逃した丸山は「(助走の)スタートのミスがあった。迷って出てしまった」と敗因を挙げた。競技開始直前から降り始めた雪の中、初めて飛ぶジャンプ台。特に「滑りやすかった」というスタート位置のバーに気を取られた。1回目は飛び過ぎを警戒して位置を下げたが、ミスもあって思ったほど飛距離を伸ばせなかった。連勝を阻んだのは、昨季までW杯個人総合2連覇中のN・プレブツ。「私がちょっとミスをしたら、さらに上に来る選手」と、女王の力を再確認した。





