丸山希 6戦連続表彰台ならず 4位でも充実感「納得のいくジャンプはできた」
「ノルディックスキー・ジャンプ・W杯」(5日、ビスワ)
丸山希(27)=北野建設=は合計237・6点で4位となり、今季初めて表彰台を逃した。1回目は129メートルで3位につけたが、2回目は127メートルで順位を落とした。ニカ・プレブツ(スロベニア)が259・7点で今季2勝目、通算24勝目を挙げた。高梨沙羅(クラレ)は8位、勢藤優花(オカモトグループ)は14位、伊藤有希(土屋ホーム)は15位、宮嶋林湖(松本大)は27位、佐藤柚月(東京美装)は36位だった。
今季6戦目で初めて表彰台を逃したものの、丸山の表情には充実感がにじんだ。1回目は全体トップの飛距離をマークし、2回目もまずまず。「納得のいくジャンプはできた。内容的にはステップアップできた」と前向きに話した。N・プレブツら海外勢が徐々に調子を上げており、2位以下を引き離して勝利を重ねた開幕直後とは状況が変わってきている。「みんな入れ代わり立ち代わり、表彰台を狙ってきている。結果につなげていけるようなジャンプをしたい」。ここからの戦いで真価が問われる。
