ラグビー日本代表 27年W杯8強へ格下グループの相手重要 出場チーム4増24 ジョージア、サモアら難敵相手に油断禁物

 ラグビーの2027年W杯オーストラリア大会(10月1日~11月13日)の1次リーグ組み合わせ抽選会は3日午後8時(日本時間同6時)からシドニーで行われ、2大会ぶりの8強入りを目指す日本代表の対戦チームが決まる。出場チーム数が20から24に増え、1次リーグは6組に分かれて争う。各組2位までと、3位の成績上位4チームの計16チームが決勝トーナメントに進む。

 抽選では第1グループで同組になるチームが注目されるが、日本にとってはどこが相手でも勝つのは難しい。まずは2位以内で確実に決勝トーナメントに進むことを考えれば、格下の第3、4グループから入る相手が重要。油断できない難敵もいる。

 第3グループでは、11月のテストマッチで25-23と辛勝したジョージアが実力十分。世界ランクは日本の12位に対して13位で、最も避けたい相手となる。同じくFWを強みとするウルグアイや、W杯常連のトンガも侮れない。

 第4グループは前回フランス大会で日本を22-28と苦しめたサモアに加えて、ポルトガルが不気味な存在だ。前回は強敵フィジーを24-23と振り切ってW杯初勝利を挙げ、ジョージアとも18-18で引き分けて大健闘した。

 第1グループは、2大会連続優勝で世界ランク1位の南アフリカや、南アフリカの4回に次ぐ3回の優勝を誇る世界ランク2位のニュージーランドなど強豪ぞろい。その中でも、前回も同組で終盤まで競って27-39で敗れたアルゼンチンが最も勝機を見いだしやすい相手か。

 今回は出場チームが20から24に増えて、4チーム中3位でも成績次第で16強の決勝トーナメントに進出する。1位通過すれば、8強入りへ有利な組み合わせも期待できる。

 ◆ラグビーW杯1次リーグ組み合わせ抽選方法 出場24チームが世界ランキング順に四つのグループに格付けされ、抽選では各グループから1チームずつを6組に振り分ける。世界ランキング12位の日本は第2グループ(7~12位)のため、開催国で同7位のオーストラリア、今年3度対戦して1勝2敗だった同11位のウェールズなどとは同じ組に入らない。

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