元大関貴景勝・湊川親方「常盤山部屋」継承へ 26年1月26日付で「湊川部屋」に

 大相撲の湊川親方(元大関貴景勝)が、来年1月26日付で常盤山部屋を継承し、湊川部屋とすることが決まった。日本相撲協会が27日、東京・両国国技館で理事会を開き、承認した。

 常盤山親方(元小結隆三杉)は初場所後の来年3月1日に65歳の定年を迎える。

 小結隆の勝、十両若ノ勝、元十両で幕下の貴健斗ら力士8人全員が湊川部屋に所属する。一等床山の床勝、世話人の嵐望も所属する。十両行司の木村秀朗、三段目呼び出しの広は玉ノ井部屋に転籍。三等床山の床千は木瀬部屋、世話人の栃の山は山響部屋に移る。

 湊川親方は14年に貴乃花部屋で初土俵を踏み、部屋消滅に伴い18年に湊川部屋に転籍。大関昇進、優勝を4度経験したが、首の負傷が深刻で昨年秋場所中に引退した。29歳で師匠を務める。

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