36歳の志摩ノ海が復調の5勝目「引退は考えていない」関取復帰に手応え

「大相撲九州場所・14日目」(22日、福岡国際センター)

 東幕下11枚目の志摩ノ海(36)=木瀬=が関取復帰への意欲を燃やした。近大の後輩である大花竜(立浪)を上手出し投げで下し、5勝2敗で場所を終えた。大花竜は4勝3敗。

 志摩ノ海は突き合いながら左をつかむと前に出て、体を入れ替えられるも入れ替え返して投げを決めた。「内容のいい相撲を取れたのが、自分としてはすごくうれしかった。負けた2番も自分が攻めていた」と、納得の表情を浮かべた。

 今年名古屋場所は東十両12枚目で3勝12敗。幕下への番付降下が確実となり、年齢的にも引退がささやかれたが現役を続行。西幕下4枚目で臨んだ秋場所は2勝5敗と負け越したが、今場所は復調した。

 志摩ノ海は「体が元気になって、強い志摩ノ海が戻ってきた、という相撲が取れた。引退は考えていません。白まわしに戻れるよう頑張ります」と力強かった。

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