2年ぶり2桁星の一山本 勝ち名乗り受けず帰りかける珍場面 義ノ富士に際どく勝つも「負けたと思ったんじゃないですかね?」と解説者
「大相撲九州場所・14日目」(22日、福岡国際センター)
平幕一山本が、勢いのある義ノ富士にはたき込みで逆転勝ち。10勝目を(4敗)を挙げたが、勝ち名乗りを受けずに土俵を降りかける場面があった。
立ち合いから頭を付けて押し合う展開から、義ノ富士に押し込まれ、相手をはたき込みながら土俵下に落ちた一山本。相手が土俵に着いたのが先か自分が外に出たのか先か微妙なタイミングだったが、軍配は一山本に上がった。
物言いはつかず、一山本はなぜか一瞬悔しそうな表情を見せ、相手と礼をした後、右に振り向いて土俵を降りかけた。すぐに自分が勝ったと気づいて勝ち名乗りを受けると、場内がどよめいた。
ABEMAで解説を務めた元横綱若乃花の花田虎上氏は「負けたと思ったんじゃないですかね?」。SNS上でも「一山本wwwwなんで一瞬帰ろうとしたのwwww勝ったのあなただよ!wwww」「一山本かっこよかった でも最後なんかかわいいのも一山本」「一山本、勝ったと思わず勝ち名乗りしないで帰ろうとしたのか」「自分の勝利に確信なかったのね 本当によく残ったよ」とツッコミのコメントが寄せられた。
一山本の2桁勝利は、11勝した23年九州場所以来2年ぶり。「これで十山本!!!」「十山本おめでとーーー!!」という声もあった。





