志田、五十嵐ペアが初戦突破 結成後初国内戦も快勝 ラケット直撃のアクシデントにも前向き「どういうプレーをするかも大事」

 「バドミントン・熊本マスターズ」(11日、熊本県立総合体育館)

 各種目の予選と1回戦が行われ、女子ダブルス1回戦で志田千陽(再春館製薬所)五十嵐有紗(BIPROGY)組が台湾ペアを2-0で下し、2回戦に進出した。福島由紀(岐阜Bluvic)松本麻佑(ほねごり)組と、広上瑠依、保原彩夏組(ヨネックス)も初戦を突破した。今夏の世界選手権銅メダルの岩永鈴、中西貴映組(BIPROGY)は台湾ペアに勝利した。男子ダブルス1回戦では緑川大輝、山下恭平組(NTT東日本)が勝った。

 志田、五十嵐組は、9月の結成後初となる国内での試合に快勝した。前日の練習中、志田の振ったラケットが五十嵐の右前腕を直撃するアクシデントが発生。五十嵐は患部にしびれを感じながらも「なぜか試合では(うまく)当たった」と涼しい顔でショットを決めた。志田は「いけるところは自分がどんどんいった」と普段以上に積極的に仕掛ける場面が目立った。「こういう状況でどういうプレーをするかも大事。無駄にはしたくない」と努めて前向きに捉えている。

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