バドミントン・志田千陽「ストロングポイント見えた」五十嵐とのペアに手応え TENTIALイベントでファンと交流

 バドミントン女子で、昨夏のパリ五輪ダブルス銅メダルの志田千陽(28)=再春館製薬所=が3日、都内で行われたイベント「TENTIAL Potential Project Vol.1」に出演した。バドミントン講習会では集まった30人の応募者と笑顔で羽を打ち、その後に行われたコンディショニングセミナーでは、自身が意識する睡眠の工夫などを紹介。「1人でイベントをするのは初めてで緊張したけど、参加した人が盛り上げてくれて楽しい時間を過ごせてよかった」と充実した表情を浮かべた。

 今夏の世界選手権を最後に、パリ五輪をともに戦った松山奈未(再春館製薬所)とのペアを解消し、五十嵐有紗(29)=BIPROGY=との新ペアを結成。ここまでは6大会に出場し、国際大会ではベスト4の成績を残した。まだまだ発展途上で「かみ合わないところがある」と率直に明かすが、大会を重ねるごとに成長を実感。「後衛での打ち分けの幅が広がったと思う。ちょっとずつストロングポイントが見えたし、伸ばさないといけないところも見えてきている」と手応えを語った。

 今後は熊本オープン(11月11日開幕・熊本県立総合体育館)に出場予定で、志田、五十嵐組としては国内初お披露目だ。3年後のロサンゼルス五輪に向けても、経験を積みコンビネーションの質を高めていきたい舞台。「悔しい、で終わらないように。楽しんでいけるようにしたい」と意気込んだ。

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