19歳のトム・クルーズの役者魂がスゴっ!乱闘シーンのため自ら歯を欠けさせていた

 女優ダイアン・レイン(60)が、『アウトサイダー』で共演したトム・クルーズ(63)の演技への意気込みについて語った。1983年公開のフランシス・フォード・コッポラ監督による青春映画の撮影中19歳だったトムは、役になりきるため歯を欠けさせた。この姿勢にダイアンは感銘を受けたという。

 ピープル誌にダイアンはこう明かす。「(自分の役が)乱闘によって歯が折れたことを示すためにトム・クルーズが自ら歯を欠けさせたっていう話を覚えている。『凄い。これが役への献身ということ』って思ったもの」

 S・E・ヒントンの1967年の小説を原作とする同映画はC・トーマス・ハウエル演じる主役ポニーボーイ・カーティスが所属する労働者階級グループ「グリース」が1960年代のアメリカを舞台に富裕層グループ「ソッシュ」と対立する姿を描いていた。

 まだ歯並びが不揃いなトムが演じたのはタフな整備士スティーヴ・ランドルで、コッポラ監督も、当時のトムのプロ意識について以前デッドラインに明かしていた。「キャラクター作りへの彼の徹底した姿勢には感銘を受けた。役柄に欠けた歯が必要なら、自ら進んで歯を欠けさせるというね」

 そして同映画でソーダポップ・カーティス役を演じたロブ・ロウも以前、トムが「わざと」歯の被せ物を外して傷を本物に見せたのかと聞かれた際に、「イエス」と回答、「野心的な若手キャストの間で、互いに張り合うようなことが頻繁にあった」と明かしていた。

 そんな同映画の男優陣が仲間意識と競争心を同時に出す様子についてダイアンは『ドリュー・バリモア・ショー』に出演した際、「テストステロンに満ちた現場」と形容、最前列で観察していたそうで、「熱かった。最高だったわ」「ある意味一人の女性にはテストステロンが多すぎた。だから私は一人でいた。でも間違いなく、現実なのか疑うほど圧倒されていた」と話していた。

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