国学院大・野中恒亨が圧巻区間賞 3区志願で留学生と堂々勝負 「前田さんに留学生と戦いたいと言った」
「全日本大学駅伝」(2日、熱田神宮~伊勢神宮=8区間106・8キロ)
3区は、国学院大・野中恒亨(3年)が33分11秒で区間賞。「まずは前田さんに3区に行きたい、留学生と戦いたいと言った。役割として勝たないといけないと思っていたので、それができて非常に良かった」と振り返った。
7位でたすきを受け取り、創価大のスティーブン・ムチーニらを抜き、すぐに4位まで押し上げた。その後もペースを落とさない快走でごぼう抜き。2位で4区・高山豪起(4年)にたすきを託した。
同区では城西大のヴィクター・キムタイ、創価大のスティーブン・ムチーニなど留学生が走った。野中は「前のムチーニ選手に追いつけると感じたので追いついた。2分48秒から50秒ペースと話しながら、うまくできたのが楽しかったですし、うまくできてよかった」と語った。
2連覇に向け、前田監督は前日会見で「7区、8区で大きく順位が入れ替わる。前半でしっかり主導権を握るようなレースをしたい」と話しており、キーマンには野中を指名。「野中のところをヘッドにして攻撃に転じていければ」としていた。





