ジャンプ 高梨沙羅「少しのきっかけも逃さないように」国内2連戦で弾み付ける

 ノルディックスキー・ジャンプの全日本選手権は11月2日に札幌・大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)で開幕する。10月31日には同会場で公式練習が行われ、22年北京五輪代表の高梨沙羅(クラレ)は、全体6位の116メートルを飛び、「Gを感じることができてなくて形だけで、中に力がないようなジャンプになってしまったのが反省点。コーチと映像を見てすりあわせができたと思うので、そこを気を付けながら調整していけたら」と振り返った。

 今夏はサマーグランプリでは総合3位に入ったが、「たくさんの課題が出た」と大会ごとの表彰台はなかった。26年ミラノ・コルティナ五輪の開幕まで残り100日を切った今、1日のUHB杯、2日の全日本選手権の2連戦でシーズンに向けた弾みを付けたい。高梨は「冬につなげる大事な試合。少しのきっかけも逃さないようにしたい」と意気込んだ。

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