ノルディックスキー複合・渡部暁斗が今季限りで引退表明 最後の五輪「金を取る」 W杯初勝利の地で集大成へ

 ノルディックスキー複合男子で冬季五輪3大会連続メダリストの渡部暁斗(37)=北野建設=が23日、長野市内で記者会見し、今季限りでの現役引退を表明した。出場すれば6大会連続の五輪となる来年2月のミラノ・コルティナ大会を見据え「金メダルを取るという強い気持ちを持って最後のシーズンに臨みたい」と決意をにじませた。

 2012年に挙げたW杯初勝利を一番の思い出に挙げた。次の五輪は同じ会場で行われる。「不思議な巡り合わせを感じている。奇跡を起こしたい」と力を込めた。

 かねて今季を集大成とする意向を示していた。14年ソチ、18年平昌両大会は個人ノーマルヒルで連続2位、22年北京大会は個人ラージヒルと団体でいずれも3位になった。W杯複合では荻原健司と並ぶ日本勢最多の通算19勝を誇り、17~18年シーズンに個人総合優勝を果たした。

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