お相撲さんだらけ羽田空港で今度は若者頭が受難、大相撲ロンドン公演出発

 大相撲で34年ぶりに開催されるロンドン公演(15~19日、ロイヤル・アルバート・ホール)に向けて横綱豊昇龍(立浪)、春日野事業部長(元関脇栃乃和歌)ら60人が東京・羽田空港から出発した。

 前日の阿武剋に続いて、若者頭の栃乃藤が発券時の受難に逢った。空港間の通信状況によるもので、全力士が入場ゲートを通った後、20分ほど待ってようやく発券されたチケットを受け取った。

 海外での大相撲は2013年のインドネシア・ジャカルタ巡業以来。

 当時は幕下だった38歳の佐田の海は「海外巡業は初めてですね。これだけやってるのに、一回も行ったことないっていうのは、ある意味悔しかったので、良かったです」と喜んだ。家族からお土産を頼まれているそうで「買って帰りたい。それが一番の目的です」と柔和な表情で語った。

 飛行機は横綱大関、日本相撲協会の理事はファーストクラスを利用する。幕内力士、立行司など役職の高い行司と床山はビジネスクラス。付け人やその他の日本相撲協会員はエコノミークラスとなっている。

 佐田の海はビジネスに乗る。巨体で有名な栃乃藤はエコノミーながら、一人で2席を利用するという。

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