豊昇龍が3年ぶり2度目V 大の里に秋場所のリベンジ果たす「九州場所に向けて頑張っていきたい」

 全日本力士選士権決勝で豊昇龍(右)が大の里を破る
 選士権章を右腕に巻いた豊昇龍
2枚

 「大相撲・全日本力士選士権」(6日、両国国技館)

 豊昇龍(26)=立浪=が決勝で大の里との横綱対決を制し、3年ぶり2度目の優勝を果たした。

 左上手をつかんで前に出て、上手投げで仕留めた。絵に描いたような速攻を決め、豊昇龍は「うれしいです。この気持ちで次の九州場所に向けて頑張っていきたい」と、優勝者に贈られる選士権章を右腕に巻いた。

 秋場所千秋楽の優勝決定戦で敗れた相手に、リベンジする格好となった。豊昇龍は「場所のことを思い出しました。何度も対戦するので、しっかり燃えて相撲を取った。大の里もそうだと思うので、俺も頑張らなくちゃ」と語った。

 千秋楽の本割で脱臼したという右手人さし指をテーピングで固め「痛み?ある」と認めた。当日は取材拒否だった取組内容には「何か言ったら言い訳になる。負けた僕が悪い」と多くを語らなかった。

 横綱昇進4場所目で初めて優勝の可能性を残した千秋楽。「結果が付いてこなかったので、稽古が足りなかった。しっかり稽古して頑張りたい」と、九州場所(11月9日初日、福岡国際センター)を見据えた。

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