新生大嶽部屋が初の稽古 新師匠「みんなが強く」

 大相撲の大嶽部屋が6日、東京都江東区の同部屋で、9月29日付で継承した新師匠の大嶽親方(元幕内玉飛鳥)の下で初の稽古を行った。約4年ぶりという白まわし姿で弟子たちと汗を流した大嶽親方は「少しでも力士たちの力になれるように。みんなが強くなってほしい」と決意を述べた。

 大嶽部屋は元横綱大鵬が1971年に二所ノ関部屋から独立して創設した大鵬部屋の流れをくみ、秋場所の番付では孫の幕内王鵬ら力士9人が在籍。正面玄関には「大鵬道場」の看板が今も掲げられる。25歳の王鵬は九州場所(11月9日初日・福岡国際センター)での三役復帰が濃厚で「親方の言うことを聞いてやっていく」と語った。

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