B2神戸が開幕戦白星 八村塁の弟・阿蓮が逆転劇呼んだ 「これ以上のパフォーマンスをしていきたい」
「りそなBリーグ2部、神戸94-87福井」(4日、ジーライオンアリーナ神戸)
神戸が開幕戦を白星で飾った。前半はリードで終えたが、第3Qに逆転を許し、劣勢で第4Qに入ると、B1群馬から加入した八村阿蓮(あれん=25)が同点シュート&逆転のフリースローを決め、勝利を呼び込んだ。ホームのジーライオン・アリーナ神戸には8759人が詰めかけた。
八村が逆転の起点となった。第4Qの66-68から同点シュートを決め、さらにフリースローも決めて69-68と逆転。そのまま逃げ切り勝利した。個人でも11得点と奮闘。「出だしはすごく良かったが途中でちょっと落ちてしまい、向こうに流れをやった。でも自分たちで流れを取り戻せて、最後に勝てたのは大きい」と振り返った。
日本代表でNBAのレーカーズでプレーする八村塁を兄に持つ。「現状に満足していない。これからどんどんコンディションも上がっていくので、これ以上のパフォーマンスをしていきたい。得点力を上げたい」と飛躍を誓った。川辺泰三ヘッドコーチも「阿蓮はサプライズの11得点。素晴らしい。このまま成長してほしい」と期待を寄せた。
神戸は来季から新リーグとなる最上位カテゴリー「Bリーグ・プレミア」の参戦が決まっており、昨季リーグ6位から、B2最終シーズンで優勝を狙う。





