大の里 ロンドン公演に意欲 来月34年ぶりに開催「自分自身楽しみ」 年3度V並んだ貴乃花目標「僕も近づけるように」

 大相撲秋場所で5回目、昇進後初の賜杯を抱いた横綱大の里(25)=二所ノ関=が優勝から一夜明けた29日、茨城・阿見町の部屋で会見。34年ぶりに開催されるロンドン公演(10月15~19日)に意欲を示した。

 昇進2場所目での優勝。大の里は晴れやかに「今までの優勝と、ひと味違う」とうなずいた。豊昇龍と16年ぶりの横綱同士による優勝決定戦を制した。「あの人の背中を追って横綱になれたと思う。あの人の存在は僕の中で大きい。これからも一緒に頑張っていきたい」と語った。

 ロンドン公演では、直前場所を優勝した横綱として注目を集めることは必至。「海外の相撲ファンが楽しみにしていると思う。自分自身楽しみ」と心待ちにした。34年前は八角理事長(元横綱北勝海)が同じ状況で英語スピーチを披露。「そういう機会になったら、しっかり頑張りたいですね」と苦笑した。

 日本出身力士の年3度の優勝は貴乃花以来。「こういう形で並ぶことができてうれしい。巡業のバスとかで貴乃花さんの映像を見ている。僕も近づけるように頑張りたい」と目標にしていることを明かした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス