横綱初賜杯の大の里「今までの優勝とはひと味違う」16年ぶり横綱同士、豊昇龍との決定戦勝利から一夜

 大相撲の秋場所で通算5度目、昇進後初の賜杯を抱いた横綱大の里(25)=二所ノ関=が千秋楽から一夜明けた29日、茨城・阿見町の部屋で会見を行った。

 千秋楽では本割で1差で追われる豊昇龍に敗れるも、横綱同士では16年ぶりとなった優勝決定戦を制した。13勝2敗での優勝から一夜明け、心境を語った。

 大の里は「今までの優勝とはひと味違う。最高位で優勝することを、こうやって(昇進)2場所目にできて良かった」と感慨を口にした。先場所との違いについては「内容は大きく変わっていないが、集中力が違った」と振り返った。

 14日目を終え、師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)から「淡々といけ」と助言を受けた。大の里は「最初はピンと来なかったが、1回負けてその言葉が染みた。決定戦は淡々といけました」と語った。

 横綱初優勝。もう次の番付はない。「最高位の番付を自覚して、地方の成績が良くないので、九州場所へ気を引き締めてやりたい」と話した。

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