目指すは“武双山2世”だ!五島が新十両を確実にする白星、師匠に心酔
「大相撲秋場所・千秋楽」(28日、両国国技館)
西幕下5枚目の五島(22)=藤島=が、6勝目を挙げて、新十両昇進を確実にした。
東十両13枚目で6勝8敗だった旭海雄(大島)との事実上の“入れ替え戦”。立ち合いから突き押しで攻め、左を差すと勢いよく寄り切った。「手を出して前に出て、止まらず攻められた」と声を弾ませた。
拓大から幕下最下位格付け出しで、春場所で初土俵を踏んだ。180センチ、181キロの体で突き押し相撲を信条とする。師匠の藤島親方(元大関武双山)からは「立ち合いを決めろ」と助言を受けていた。
五島は「師匠の相撲が自分の目指すところ。番数、ぶつかりをしっかりやる。それが一番自分の身になっている」と“武双山2世”へ、気合を高めていた。




