りくりゅうペア0・35点差で銀 フリーで2戦連続140点超えも後半崩れる 木原「きつい練習をもっとやらないと」
「フィギュアスケート・チャレンジャー・シリーズ・ネーベルホルン杯」(26日、オーベルストドルフ)
女子は昨季世界選手権銅メダルの千葉百音(20)=木下グループ=が合計213・64点で2位に入った。ショートプログラム(SP)4位で迎えたフリーは自己ベストの144・40点でトップだった。吉田陽菜(木下アカデミー)は合計155・84点でSPから三つ上げて8位。アンバー・グレン(米国)が214・49点で優勝した。第2日のペアは、SP首位だった昨季世界選手権覇者の三浦璃来(23)、木原龍一(33)組=木下グループ=がフリー2位の合計221・03点で2位。男子は友野一希(第一住建グループ)がSP3位、フリー6位の合計234・59点で4位だった。スティーブン・ゴゴレフ(カナダ)が制した。
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ライバルのドイツペアにわずか0・35点差で逆転された。フリーで2戦連続140点の大台を超えた一方、後半に複数のミス。愛称「りくりゅう」の三浦、木原組は収穫と課題が明確になった。問題は体力が問われる2分以降の滑りだ。2人が並んで跳ぶジャンプで三浦が2回転にとどまり、スロージャンプは転倒。木原は「きつい練習をもっとやらないといけない」と自らを戒めた。





