アイスダンス吉田、森田組 1・20点届かず五輪枠逃す 森田「もっともっと上を目指して」悔しさ糧に団体で初出場目指す

 「フィギュアスケート・ミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選」(21日、北京)

 アイスダンスの吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー)は合計167・63点の7位で4枠の国・地域別出場枠を逃した。リズムダンス(RD)4位で迎えたフリーは7位だった。個人種目で出場枠を獲得できなかったのは2002年ソルトレークシティー五輪以来、6大会ぶり。日本は3月の世界選手権で男子と女子が最大3、ペアは今大会を含めて2枠を確保し、アイスダンスは団体のみに1組を派遣できる見通し。五輪代表は12月の全日本選手権(東京)で決まる。

 獲得圏内の4位と、わずか1・20点差だった。吉田、森田組はフリーで順位を落とし、日本にアイスダンスの五輪枠をもたらせなかった。吉田は「小さいミスが最後までちょっとずつ続いてしまった」と、悔しさを押し殺すように話した。結成3季目の愛称「うたまさ」は、昨シーズン冬季アジア大会で金メダル、世界選手権初代表と着実にステップアップしている。「成績を真摯(しんし)に受け止める。もっともっと上を目指して頑張りたい」と森田。団体での五輪初出場に目標を切り替え、この悔しさを糧にする。

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