アイスダンス うたまさはRD6位発進 誕生日の吉田「応援が力になった」
「フィギュアスケート・木下グループ杯」(6日、関空アイスアリーナ)
アイスダンスのリズムダンス(RD)が行われ、「うたまさペア」こと吉田唄菜(22)、森田真沙也(21)組=木下アカデミー=は62・81点で6位スタートとなった。
森田は「小さく滑ってしまった。その分、エッジワークや2人の距離感を大きくしすぎないように集中していた。それでもスコアが伸びなかったので、復習して次の大会につなげたい」と課題を挙げた。
吉田はこの日が誕生日。「お客さんの歓声が聞こえて、滑っていて応援が力になった」と笑顔をみせ、7日のフリーに向け「プログラムは『トゥーランドット』の世界観、強さを見せたい」と話した。オフシーズンは主にカナダに滞在して練習してきた。森田は「2人のシンクロ率を上げることを、練習の一つとしてやってきた。それは練習通りできたと思うが、五輪サイズに適用するスケーティングができなかったのは課題」と振り返った。
来年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪出場へ1枠を獲得するため、今月は五輪最終予選(19~21日、中国・北京)に挑む。吉田は「久しぶりの大きなリンクでサイズ感に慣れない中だったので、次の北京までに修正していい演技ができるようにしたい」と話した。




