上原浩治氏がウルッ 取材した三浦龍司の潔さに「その人柄にちょっと惚れました」 3000M障害の接触も相手を責めず 「これからも応援してきたい」
元巨人、レッドソックスの上原浩治氏が21日放送のTBS「サンデーモーニング」に御意見番として出演。陸上世界選手権東京大会の男子3000メートル障害で8位に入った三浦龍司について、「僕らはあれを『押したんじゃないか』『引っ張ったんじゃないか』っていうことをいろいろ言ってますけど、三浦選手は一切そういうことを口にしない。もうほんとにその人柄にちょっと惚れました」と話すと、思いがこみ上げたのか瞳を潤ませた。
上原氏は大会前から三浦を取材。15日の決勝も現地で取材し、レース後に本人にインタビューした。三浦は最後の障害を越えた後に隣を走っていたケニア選手に腕を引っ張られるような形で接触し失速。上原氏はそのシーンについて質問したが、三浦は「これがサンショー(3000メートル障害)なのかな、というか、醍醐味(だいごみ)であり難しさでもあるのかなと思います」と答え、ケニア選手を責めなかった。
この日番組MCの駒田アナウンサーに「また上原さんが目頭を熱くされてますけど」と指摘された上原氏は「ほんと、これからも応援してきたいですよね」と話した。





