男子やり投げ 日本選手権覇者の崎山雄太が予選敗退

 「陸上・世界選手権・男子やり投げ予選」(17日、国立競技場)

 7月の日本選手権で初優勝した崎山雄太(駅目競技力本部)は、70マートル61で決勝進出を逃した。

 1回目は76・30メートル。2回目はファウル。3回目でこの日の最長を投じたが、世界には及ばなかった。

 23年ブダペスト大会では記録なしで落選。「ふがいない結果を残してしまった」と悔やみ、さらにはその大会でケガも発覚。日本選手権後には、「痛いなと思ってドクターに診てもらったら、右すねの疲労骨折だった。1年前からアキレス腱(けん)もですね」と語っていた。

 日本選手権では、日本歴代2位の87メートル16をマークして初優勝。参加標準記録も突破し、世界切符を手にした。

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