男子800メートル 19歳・落合晃 食らいつくも予選落ち「悔しい。世界の選手と勝負をさせてもらえなかった」
「陸上・世界選手権・男子800メートル予選」(16日、国立競技場)
日本記録保持者の落合晃(19)=駒大=は1分46秒78の5組7着で予選敗退となった。日本勢初の予選通過はならなかった。
今春に大学生となった落合が、堂々の世界デビューを終えた。1分46秒78で組7位。日本勢初の予選突破はならなかったが、自身より一回りも大きい外国人選手にもまれ、パリ五輪金メダリストのエマニュエル・ワニュニ(ケニア)もいる中で食らいついた。国立の大歓声を受け、レース後は笑顔。「感謝の気持ちでいっぱい」と実感を込めた。
スタートから後方。「高地で合宿をして日本記録を出す感覚だった」と状態は良かったが、国内とは桁違いのスピード感に一度も上位に上がれなかった。「悔しい。世界の選手と勝負をさせてもらえなかった」。歓声で感じた充実感とは裏腹に、レースには悔しさをにじませた。
高校3年ながら日本選手権を制し、日本記録もマークした男子800メートルの有望株。今回は参加標準記録は突破できなかったが、開催国枠として出場できた。この経験は次の世界選手権、そして3年後の28年ロサンゼルス五輪に生かしていく。「世界中の選手と走れたことをいかして、レベルアップしたい。戦えるようになりたい」。自国開催の経験を未来への糧にする。





