日本男子12年ぶり入賞ならず 近藤亮太が最高11位、2度目のマラソンで粘りの走りも 有力選手次々脱落のサバイバルレースで
「陸上・世界選手権・男子マラソン」(15日、国立競技場発着)
2度目のマラソンで、世界陸上に挑んだ近藤亮太(25)=三菱重工=が堂々の走りをみせたが11位に終わり、13年モスクワ大会5位の中本健太郎以来12年ぶりの入賞はならなかった。
厳しい残暑が残る中でレース。気温27度、湿度75%の環境でスタートした。徐々に気温が上がり、中盤からは持ちタイム上位選手が次々と脱落しているサバイバルレースとなった。近藤はスタートから先頭集団に。安定してレースを運んだが、30キロ付近でV・キプランガト(ウガンダ)が飛び出し、集団がばらけた。近藤は中盤辺りに位置づけ、その後も分裂した先頭集団に、踏ん張って着いて走った。
しかし、38キロ付近から先頭集団のトップがペースを上げ、近藤は集団から遅れたが、粘りの走りをみせた。
レースは7時30分に、定刻通りに号砲が鳴らされたが、マラソンでは異例のフライングで仕切り直し。7時32分に改めて号砲が鳴らされた。





