田中佑美は予選敗退に「悔しいの一言に尽きる」も自国開催の世陸に感慨「出場して本当によかった」

 女子100メートル障害予選に臨む田中佑美(左)=撮影・石井剣太郎
 女子100メートル障害で予選落ちした田中佑美(撮影・石井剣太郎)
 レースを終え、一礼する田中佑美
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 「陸上・世界選手権・女子100メートル障害予選」(14日、国立競技場)

 昨年のパリ五輪代表の田中佑美(富士通)は、13秒05の2組6着で予選敗退となった。

 万雷の拍手に後押しされスタートしたが、スピードに乗り切れず「悔しいの一言に尽きる」と唇をかんだ。足のケガも「痛みはゼロではない」状態で臨んだが、「これもひとつの糧として、また頑張っていきたい」と前を向いた。

 ただ、自国開催の世界陸上には「本当にたくさんの日の丸が見えて、至るところに応援の様子が見えた。今回は東京ということもあって、ベストの走りではないですけど、皆さんに頑張る姿を見せられた。『ありがとうございます』と言えたということは、出場して本当に良かったと思う」と充実の表情を浮かべた。

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