世界陸上 福部真子、中島ひとみが準決勝進出!福部は取材エリアで吉報「え、本当ですか!?」中島は笑顔「準決勝は当たって砕けろで」田中佑美は無念の予選敗退

 「陸上・世界選手権・女子100メートル障害予選」(14日、国立競技場)

 2大会ぶり2度目の出場の福部真子(29)=日本建設工業=が12秒92で5組4着に入り、タイム上位6人に入り、22年オレゴン大会に続いて準決勝進出を決めた。初の日本代表に選出された中島ひとみ(30)=長谷川体育施設=も、し烈な3着争いに加わり、12秒88の6組5着で準決勝進出を決めた。2大会連続2度目の出場の田中佑美(26)=富士通=は13秒05で2組6着となり、準決勝進出はならなかった。

 インタビューエリアで吉報を聞いた福部は「え、本当ですか!?え~やった~!」と目を丸くして大喜び。「出場できたことが奇跡みたいなもの。大事に走りたいと思っていた。準決勝では日本記録を狙っていけるようにしたい」と、見据えた。

 中島はゴール後、電光掲示板に予選通過が表示されると、口を手で覆い、喜びを噛みしめた。夫のハードル選手、豊田将樹も手を合わせて祈るように見守る中での快走だった。レース後、中島は「もう本当にここに至るまですごく長かった。このユニホーム姿をたくさんの方々にみせられたことをうれしく思います。準決勝はもう当たって砕けろで全力で頑張ります」と笑顔。「彼がいなかったら、この舞台にこれていない。すごく支えになっている。彼の分までこの舞台で頑張りたい」と夫への思いも語り、「同級生の真子も準決勝に残った。全力の笑顔で楽しみたい」と準決勝を見据えた。

 無念の予選敗退となった田中は「選手人生で東京の世界選手権で出れるのは1回。ありがたい経験でした。いい大会に出れた。記録としてはまったく満足いくものではない」と語った。

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