フォルティウス五輪残った!崖っぷちから魂の2連勝 異例大混戦で3チーム2勝2敗で並ぶも2位 3位ロコと決勝かけて一発勝負タイブレークに

 SC軽井沢クラブに勝利し、ガッツポーズするフォルティウス・吉村紗也香(右)=撮影・吉澤敬太
 SC軽井沢クラブ戦、得点を奪い喜ぶフォルティウス(撮影・吉澤敬太)
 SC軽井沢クラブに勝利し喜ぶ(左から)小野寺佳歩、吉村紗也香らフォルティウス(撮影・吉澤敬太)
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 「カーリング・ミラノ・コルティナ五輪最終予選代表決定戦」(12日、みどりスポーツパーク)

 25年日本選手権優勝のフォルティウスは24年同優勝のSC軽井沢クラブとの1次リーグ最終戦に5-3で勝利し、通算2勝2敗とした。ロコ・ソラーレも含め3チームが2勝2敗と並ぶ空前の事態となったが、ドローショットチャレンジ(DSC)の結果で順位が決定。1位のSC軽井沢ク(23・49)が決勝に進出、2位のフォルティウス(32・06)と3位のロコ・ソラーレ(45・31)が1発勝負のタイブレークに臨むことになった。

 崖っぷちから這い上がった。初日まさかの2連敗スタートで、崖っぷちのフォルティウスだったが、2日目はロコ・ソラーレとの激闘を制し初白星をマーク。勢いそのままに必勝を期して挑んだSC軽井沢ク戦では第2エンドに2点を奪うと、3-2で迎えた第6エンドに吉村が絶妙なドローを決めて相手にプレッシャーをかけて、1点をスチールし、突き放し、そのまま逃げ切った。

 勝利が決まり、相手との健闘を称え合った後、吉村は力強く拳を握ってガッツポーズした。負ければ五輪が消滅するロコ・ソラーレとの運命のタイブレークは13日午前8時に開始。今大会は10エンド制で行われているが、タイブレークのみ8エンド制の短期決戦となる。

 ◇DSCとは

 各試合前に先攻か後攻かを決めるために投じられるショット、ハウス中心に向けて時計回りと反時計回りで1投ずつを投げる「ラストストーンドロー」から算出された数字。

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