カーリング SC軽井沢ク・上野美「苦しい展開になっていって連続スチールされてしまった」ロコに4-13大敗

 「カーリング・ミラノ・コルティナ五輪最終予選代表決定戦」(11日、みどりスポーツパーク)

 ミラノ・コルティナ五輪を巡る代表争いの最終選考会が開幕し、女子1次リーグが行われた。初出場のSC軽井沢クラブは、五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレに4-13で大敗。スキップ上野美優は「第2エンド以降、ミスや相手の方がよりよい位置に(石を)置いていて、苦しい展開になっていって後半は連続スチールをされてしまった」と反省点を挙げた。

 第1エンドは狙い通りのブランクとしたが、第2エンドからは相手に主導権を握られた。1点を取らされて不利な先行に回ると、2点を奪われてすぐに逆転された。第4エンドからは、2度の3点ビックエンドを含む4連続スチールを献上。一気に点差を広げられ、最後は第9エンド終了時点でコンシード(負けを認めること)した。

 ただどれだけ劣勢でもチームとして、笑顔を絶やさなかった。上野は「代表決定戦に出ること自体が限られたチームしか出られないので幸せだなと感じている。ネガティブとか、うまくいかない不安で(幸せな気持ちを)かき消すよりは、感情の部分は大きく揺らがずにカーリングに集中するんだという気持ちを持っている」と説明した。

 次戦は午後6時からフォルティウスと対戦する。2連敗なら、代表入りが遠のく重要な1戦。「夜の試合でアイスの変化(の対応)、よりよいショットを決めることが必要になる。何をすべきか確認して、いいものにしていきたい」と意気込んだ。

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