関取が苦悶の表情、大相撲の採血は悲喜こもごも「血が抜ける」「痩せる」
「大相撲秋場所」(14日初日、両国国技館)
力士を対象とした健康診断が2日、東京・両国国技館内の相撲診療所で行われ、夏巡業に参加した主に関取衆が参加した。
8月中旬の健診は巡業不参加力士が多く姿を見せたが、この日は大の里、豊昇龍の両横綱、大関琴桜らが参加。十両の欧勝海は有名な注射嫌いとあって、採血時は苦しげな表情で「血が抜ける。痩せてしまう」とうめいた。
欧勝海は子どもの頃から注射が苦手だったといい「異物が体の中に入ってくる感じが嫌いです。痛いのが苦手で、痛め止めの注射も痛くて嫌いです」と話していた。
無表情の豊昇龍、やや顔が引きつった大の里、笑顔の白熊など、力士はさまざまな表情を見せていた。





