史上最速三役昇進!安青錦の楽しみは「協会挨拶」 師匠の元安美錦「もう一段上がる。燃えている」大相撲秋場所

 昇進会見に臨む安青錦と安治川親方
 新番付表で自身のしこ名を指さす安青錦
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 「大相撲秋場所」(14日初日、両国国技館)

 番付発表が1日に行われ、安青錦(21)が新小結に昇進した。所要12場所の新三役は小錦(元大関)、朝青龍(元横綱)、琴欧洲(元大関)の所要14場所を上回る史上1位のスピード出世。都内の安治川部屋での会見では「記録はうれしい」と語り、「皆が大関、横綱になっている。上がってからが大事なので、上がったところでは満足しない」と、大関昇進を見据えた。

 直近3場所は全て11勝を挙げ、新入幕から3場所連続2桁勝利は阿武咲、大の里に続く戦後3人目。4場所連続なら初の快挙となる。先場所は千秋楽まで優勝争いに残り「次につながる経験。悔しい思いをぶつけていきたい」と秋場所を見据えた。

 ウクライナから来日前からの熱心な大相撲マニア。三役としての楽しみを「協会挨拶」と答え、らしさをのぞかせた。

 師匠の安治川親方(元関脇安美錦)は部屋初の三役力士に「こんなに早く誕生すると思ってなかった。うれしいし、もう一段上に、どんどん上がっていくことをどう2人でやっていくか。非常に燃えています」と、喜びと決意を口にした。

 現役時代の三役昇進と、師匠としての三役誕生の喜びの違いを問われると「自分の上がった時の方がうれしいですけど」と報道陣を笑わせた。そして「まあ、それと種類が違ってうれしい。やはり自分でやる方が簡単。教えて、番付を上げてくれるのは、師匠になってから分かった、師匠の喜び。それを味わせてくれるのは感謝しています。もっともっと味わせてほしい」と先を見据えていた。

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