チアジャパンC 大学は日体大が逆転で4年ぶりV 表彰式後に選手はうれし涙

 チアリーディングのジャパンカップ日本選手権は31日の最終日に東京・代々木第一体育館で各部門の決勝が行われ、自由演技競技ディビジョン1大学の部で日体大が4年ぶりに頂点に立った。

 前日30日の準決勝を2位通過。逆転を目指し決勝の150秒に臨んだ。16人の呼吸が合った流れるような演技を披露。ミスなく終盤を迎えたが、最後のフィニッシュで落下。選手に喜びはなかったが、大会4連覇を懸けて最後に演技した帝京大がまさかのミスを繰り返し、優勝が転がり込んできた。

 高校時代に優勝経験のある高山智子(箕面自由学園)、池田桜(梅花)ら1年生4人をマットに送り出した大槻彩子ヘッドコーチは「日本一になったことのある新入生が新しい風をもたらしてくれました。帝京さんは追い越したくても追い越せない存在だったので、届かない夢じゃないんだということを証明してくれた」と大喜びした。

 大会直前に中心選手でトップの木下友里夏(4年)がアキレス腱を断裂。手術を終えたばかりの木下は応援に駆けつけ、表彰式を終えると選手はうれし涙を流した。

 大学部門の準優勝は敗者復活から勝ち上がった梅花女子大。帝京大は3位に終わった。

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