大坂なおみが2回戦進出 得意のハードコートで好発進 ストレート勝利に笑顔「絶対に勝ちたかった」

 「テニス・全米オープン」(26日、ニューヨーク)

 シングルス1回戦が行われ、女子で第23シードの大坂なおみ(27)=フリー=が世界ランキング106位のヒリート・ミネン(ベルギー)を6-3、6-4で下し、2回戦に進出した。男子では予選を突破し、初出場した世界112位の望月慎太郎(22)=木下グループ=が同125位のユーゴ・ガストン(フランス)に6-4、6-3、6-4で勝った。

 過去2度の優勝を誇る得意のハードコートで好発進した。ストレート勝ちした大坂は「この大会は私にとって大きな意味を持つ。絶対に勝ちたかった」と笑顔だった。

 第1セットは2-3の第6ゲームから勢いづいた。サービスエースなどで主導権を握り、深いショットを左右に打ち込んでミスを誘い、一気に4ゲームを連続で奪った。第2セットでは3-3で迎えた第7ゲームでショットが乱れ、ブレークを許した。ここから強力なフォアハンドや正確なサーブで流れを奪い返し、3ゲームを連取して決着をつけた。

 出産から復帰後の四大大会は3回戦が最高。上位進出へ弾みをつけ「私は徐々に調子を上げていくタイプ。今日はもっとうまくプレーできたかもしれないけれど、まあ大丈夫」とご機嫌だった。

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