梅花6年ぶりジャパンC制覇へ 1月に史上初トリプル3基成功 チア日本選手権28日開幕

 チアリーディングのジャパンカップ日本選手権は28日に東京・国立代々木第一体育館で開幕し、自由演技ディビジョン1高校の部で梅花高(大阪)が2019年以来の日本一を狙う。

 1月の全日本高校選手権で、高校生では史上初めて空中で3回転するトリプル3基を成功させて6大会ぶりに優勝。今大会でも優勝候補に挙がっている。熨斗香里監督は「トリプルを増やすのか、完成度を求めるのか、最後まで悩むと思います。完成したものでないと減点対象になってしまうので、梅花らしい美しさにこだわりたい」と明かした。

 高校選手権では梅花と如水館、箕面自由学園の3校がノーミスの演技で優勝争いを繰り広げ、大技を決めた梅花が頂点に立った。6月の関西選手権では今度は箕面自由学園がトリプル4基を成功。高校部門は難易度の高まりとともに、上位校の力が拮抗(きっこう)しつつある。主将の國次美緒(3年、スポット)は「日本一をつかんだ人にしか見えない景色がある。(昨年度は)卒業した先輩に優勝を経験させてもらったので、今度は自分たちが後輩にその景色を見せてあげたい」と目を輝かせた。

 トリプルとともにオリジナル技のグルンやブランコなど、梅花高はチャレンジ精神と美しさにこだわりを持つ。マットに立つ16人のメンバーには、1年生トップの兼松愛莉が抜てきされ、トリプルを跳ぶ可能性がある。昨年度までのエースで、日体大に進んだ池田桜に憧れて入学したという兼松は「テレビで桜先輩が取り上げられていた番組、ミライモンスターを見て梅花に入りました。キレイさにこだわって、見てくれる人の記憶に残る2分半の演技にしたいです」と笑顔で話した。

 副将の寒川千桜(3年、スポット)は、2人の兄が神戸国際大付と日大三の主将として甲子園に出場。自分も全国の舞台で活躍したいという思いから高校からチアを始めた。1年前のジャパンカップでチームはトリプル3基に挑み、寒川が下で支えていた1基が崩れて準決勝を1位通過しながらも決勝で優勝を逃した経緯がある。「あの経験があったから、体作りをしっかりやって、ぶれない軸(体幹)ができたと思います。(下で支える)ドベとしての自信につながりました」。高校最後の夏は、雪辱をかけた舞台になる。

 ディビジョン1で梅花高は準決勝(30日)からの登場で、大会最終日(31日)の午後から各部門の決勝が行われる。美しさと強さを求める梅花高の挑戦が、いよいよ始まる。

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