高木美帆 ミラノ五輪へ「自分の殻破る」 シーズンインへ試行錯誤の日々 現在地は「宙ぶらりん」も大舞台へ前向き
スピードスケートの「チーム・ゴールド」に所属する5選手が20日、北海道帯広市内で取材会に出席した。22年北京五輪女子金メダリストの高木美帆(31)=TOKIOインカラミ=は来年のミラノ五輪へ「4年間やったことを出し切る場所。そこをどういう場所にするかにフォーカスしている」と力を込めた。
現在はチーム合宿中。「自分の殻を破るためだけに毎日取り組んでいる」という。ブレード(刃)などの道具面でも試行錯誤しながら励んでいるというが「試してみて良さそうだと思った」と、明るい表情で語った。
シーズンインに向け、現在値を「宙ぶらりん」と表した。例年であれば、既に試合に向かう完成形である時期だが「どうするべきか毎日考えている」と思案顔。ただ「ネガティブではない」とあくまでも前向き。大舞台まで、突き詰めていく。





