フィギュアスケート 島田麻央が今季初戦で67・81点 「大きなミスなく終わることができて良かった」

 「フィギュアスケート・サマーカップ」(9日、木下カンセーアイスアリーナ)

 ジュニア女子ショートプログラム(SP)が行われ、今季初戦となった世界ジュニア3連覇の島田麻央(木下グループ)は、67・81点で暫定1位に立った。「今季初の試合で緊張しましたし、不安はあったけど、なんとか大きなミスなく終わることができて良かったという思いと、もう少し良い演技ができたんじゃないかという思いがあります」と振り返った。

 今季のSPではジャズに初挑戦している。「Sing,Sing,Sing」と「Get Happy」を使用したプログラム。「私はオリンピックイヤーではないけど、5年後のオリンピックへの1年目として。(五輪までに)いろんな曲を踊れるようになりたい」と狙いを語った。

 右足裏の炎症の痛みを抱えながらの今大会となった。約1カ月前から痛みがあり、1週間前からさらに痛みが強くなったという。「足の使い方が良くなくて、傷めている」と説明し、この試合には痛み止めを服用して臨んだ。

 11日に行われるフリーでは「X JAPAN」のYOSHIKIさんが作曲した「ミラクル」での演技を初披露する。「少しでも良くなるように、今できる一番の演技ができるようにしたい」と力を込めた。

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