朝乃山が初黒星、大銀杏&十両相手に見せ場なし「悪い相撲です」大相撲名古屋場所

 「大相撲名古屋場所・2日目」(14日、IGアリーナ)

 西幕下筆頭で大関経験者の朝乃山(高砂)は、東十両14枚目荒篤山(荒汐)と対戦。引き落としに屈し、1勝1敗となった。荒篤山は2連勝。

 立ち合いから相手の突き押しで防戦一方になり、押し返そうとしたところで足が滑り、引かれて手をついた。「押し負けですね。組み止めたかったけれど。悪い相撲です」。悔しそうに汗を拭った。

 昨年名古屋場所の幕内4日目の取組で左膝前十字靱帯を断裂。手術、リハビリを経て今年春場所に三段目で復帰した。三段目を全勝優勝、西幕下14枚目で迎えた夏場所は6勝1敗だった。負傷後初めて関取を相手に、大銀杏での取組だった。

 朝乃山は「15日間、白黒付けて相撲を取りたい。そのためには、今場所いい成績を残さないと戻れない」と反省。「切り替えるしかない」と賢明に前を向いた。

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