元バレー日本代表の大友愛（秋本愛）さんが２６日、ＴＢＳ「サンデーモーニング」に出演。ＳＶリーグ姫路に入団する愛娘の秋本美空について語った。

　２３日に姫路市内で行われた入団会見では、会場で静かに見守っていた大友愛さん。話題を振られると「娘としてではなく、同じバレーボールしていた者として、崩れたボールでも決めきれる。スピードもある。これだけの身長があってレシーブ力も本人が強化してきたと言っていたので注目してほしい」と視聴者に呼びかけた。

　姫路の指揮を執るアヴィタル・セリンジャー監督は、現役時代にオランダ代表で２大会連続五輪銀メダルを獲得し、監督歴も豊富。「世界を知る監督のもとでプレーするのを本人も楽しみにしていた」と明かした。

　母が日本代表の主力選手で、ロンドン五輪銅メダル獲得に大きく貢献。秋本美空も高校時代に日本代表に登録され、春高バレーではエースとして共栄学園を優勝へと導いた。

　それだけに共演していた元メジャーリーガーの佐々木主浩さんも「非常にお母さんが偉大なので。常に注目されるので、ここまで育ったのはすごい」と率直な感想を語っていた。

　また今年はネーションズリーグ、世界バレーなど注目の戦いが続く。大友愛さんは「引退した選手がいたり、新しく入る選手がいたり、いろんな戦い方、いろんな選手が見れると思うので、そこが一番の見どころじゃないかなと思います。タフな戦いが続くので、選手達は戦いきってほしいなと思います」と現役選手にエールを送っていた。