バスケットボール 渡嘉敷ワクワク「遠足前の小学生みたいに…」王座奪還かかるアジア杯へ出発
バスケットボール女子日本代表が10日、アジア杯(13~20日、中国・深セン)へ向けて羽田空港から出発した。3年ぶりに代表復帰し、19年大会以来6年ぶりに出場する渡嘉敷来夢(アイシン)は、「初心に返った気分。昨日は遠足前の小学生みたいに眠れなかった。スタートラインに立てて楽しみ。うれしい」と胸を躍らせた。
新監督のコーリー・ゲインズ体制として初めて迎える国際大会で、選手12人の平均身長は180センチと大型化した。中国、オーストラリアと比べるとまだ身長差があるため、選手らに気の緩みは一切ないが、スピードを武器とする日本にとってその差が埋まったことはメリットになるはずだ。
21年大会以来2大会ぶりのアジア王座奪取がかかる。ゲインズ監督は「大事なのは土台を作ること。トップレベルのチームであることを世界にわれわれの強さを証明したい」と意気込み、渡嘉敷も「今までより(身長は)高いけど、日本のよさのスピードは落ちていないと感じる。体を張ってチームに貢献したい」と気合を込めた。





